小学校で恋愛なTVアニメ動画ランキング 7

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の小学校で恋愛な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月30日の時点で一番の小学校で恋愛なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

70.3 1 小学校で恋愛なアニメランキング1位
満月をさがして(TVアニメ動画)

2002年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (203)
1332人が棚に入れました
主人公・神山満月は、最愛の人・桜井英知との約束で歌手を目指している12歳の少女。ところが喉の病気が原因で、彼女は声を捨てて命を永続させる方を取るか、このまま命日を待つかの選択を迫られることとなる。
そして彼女の前に「タクト」と「めろこ」という、彼女の死を阻止する者を満月に出会わせないようにする役目を仰せつかっている2人組の死神が現れる。

声優・キャラクター
myco、斎藤恭央、本多知恵子、小川輝晃、木村良平
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

健気さが光る正統派変身少女&アイドルもの

◆『りぼん』連載マンガ原作の「歌う」変身ヒロイン

本作はいわゆる変身少女ものですが、『美少女戦士セーラームーン』の大ヒット以降に隆盛した「美少女戦士/バトル系魔法少女」では全然なくて、古き良き正統派変身ヒロインもののイメージを良く保った良作であるように思いました。

簡単に内容を紹介すると、本作のヒロイン満月(みつき、小学6年生)は病弱な12歳の少女から健康な16歳の姿に変身できるだけ、というシンプル設定で、その点で、魔法が使えず特殊な身体能力もないけど歌だけは上手い『こばと。』のヒロインとちょっと似ています(*注1)。

この満月ちゃんは余命があと1年しかない薄幸の身の上なのですが、彼女を看取りに来た死神コンビが「彼女が思い残すことなく死んでくれるように」と彼女の夢であるアイドルのオーディションの受験資格のある16歳の姿に変身する秘術を与えてくれ、そのオーデションで彼女は、{netabare}病弱なせいで普段は余り出せない声をここぞとばかりに振り絞って熱唱して審査員達を驚かせ、{/netabare}急遽アイドル・デビューが決まってしまう・・・というのが先ず第1話の展開です。

その後は、全52話(ちょうど1年分)かけて、満月ちゃんと死神コンビの1年間をじっくり描き出していく実に分かりやすいストーリーとなっていて、とにかく本作は、奇をてらわないこの王道シナリオと、これまたワザとらしいキャラ立ての皆無な自然派ヒロインの健気さが光る作品と個人的には思っており、それを評価されてか、本サイトでも、レビュー数こそ多くないものの、「物語」項目は4.1と高めの点数となっている点がちょっと良いと思いました。

(*注1)満月は、本当に12歳から16歳の「容姿」に変身できる「だけ」で、頭の中は全くの12歳のままなので、{netabare}英単語を全然読めなかったり、ラジオのインタビューで好きな食べ物を問われて「給食の・・・」と答えてしまい周りから「え???」って顔をされたり{/netabare}して、その点が天然のコメディになっている点も、何となく世間ズレした『こばと。』と似ていて、好感度が高い気がしました。

あと、このヒロインは、12歳のときの容姿が放送当時人気のあったミニモニの加護亜依に似せてデザインされたそうですが、16歳の変身後の容姿が、割と最近のアイドルものの人気作『デレマス』の島村卯月に似ていて、性格自体もどことなく島村に似ている気がするので、『デレマス』での卯月の描かれ方が物足りないと思っていた人はこちらの作品を試しに視聴してみると良いかも知れません。


◆視聴メモ
{netabare}
・第1話視聴終了時点
見やすい絵柄とテンポのよい脚本で掴みはOK。余命1年の12歳の少女が死神の秘術で外見だけ16歳に変身する(でも中身は12歳のまま)、という設定はなかなか面白いと思う。
・第2話視聴終了時点
16歳で12歳の女の子に「好きだよ」と告白する男子ってどうなの?というか、これ女の子の側の一方的な「告白された」思い込みにしか見えない気もするんだけど?
・第5話視聴終了時点
健気さが魅力の正統派ヒロインものと判明。これは侮り難い・・・
・第9話視聴終了時点
繊細な感情描写系と判明。これは拾い物の良作かも。
・第28話視聴終了時点
満月は小学6年生だったはずなのに、中学生っぽい環境に変化していてちょっと違和感あり(設定を途中で変更してる?・・・2nd OPの歌詞にも「High School Days」ってあるし???)
・第35話視聴終了時点
「来年の春から中学生」という同級生の発言があるので、やっぱり満月は小学6年生と確定。
・第36話視聴終了時点
ヒロインの健気さが光る回(本作初の★★(優秀)回)
・第50話視聴終了時点
ありがちの展開だけど、ちゃんと話を動かしてきたのは◎(本作2度目の★★(優秀)回)。
・第52話視聴終了時点
最終話を綺麗にまとめてきたので評価が更に上がる(本作3度目の★★(優秀)回)。
但し、欲を言えば、ここに来てようやく第2ヒロインに昇格した「めろこ」については、作品全体としてはもう少し早くからきめ細かくその《心の揺れ動き》を確り描き出して行って欲しかった気がする。{/netabare}


◆制作情報
{netabare}
原作マンガ      種村有菜(『りぼん』2002年1月-2004年6月連載)
監督         加藤敏幸
シリーズ構成     まさきひろ
脚本         まさきひろ、田村竜、中瀬理香、吉村元希、広平虫、杉浦真夕
キャラクターデザイン 種村有菜(原案)、工藤裕加
アニメーション制作  スタジオディーン{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

=========== 満月(フルムーン)をさがして (2002年4月-2003年3月) ========
 - - - - - - - - - - - - OP「I♥U」、ED「New Future」 - - - - - - - - - -
{netabare}
第1話 それでも歌いたい ★ 死神との出遭い、満月変身、歌手オーディション
第2話 英知くんとの約束 ☆ 満月の憧れの人、二人の約束、満月のラッキーデー
第3話 マネージャーさんが来た ☆
第4話 詩(うた)にこめた想い ★ 満月の作詞(デビュー曲)
第5話 はじめてのお仕事 ★ 雑誌インタビュー&撮影会、「16歳の丘」のアカペラ
第6話 スタジオの長い日 ☆ 寂しがり屋の少女(七海){/netabare}

 - - - - - - - - - - - - OP(変わらず)、ED「Myself」 - - - - - - - - - -
{netabare}
第7話 フルムーン、デビュー! ★ 初ライブ
第8話 ヒットって本当? ★ 満月の学園エピソード 
第9話 聞いてほしいのに ★ 若王子先生の授業参観・墓参り(満月の母・葉月&父)
第10話 芸能界の掟!? ★ 大御所演歌歌手(昆巻冬子)
第11話 危険なレンズ ☆ スクープ・カメラマン(三枝)
第12話 ねぎラーメンと聖者の石 ☆ 
第13話 ちっちゃなコンサート ★ 施設訪問、園児と交差する満月の想い
第14話 がんばれ!代理マネージャー ☆ 駄目マネージャー(秋葉さん)
第15話 ファースト・キス!? ★ 事故チュー回
第16話 ライバル登場! ★ 意地悪先輩アイドル(若松円)、シャンプーCMオーディション
第17話 すれ違う二人 ★ 
第18話 走れ!オーディションへ! ★ 交差点キス&エレベーター回
第19話 届かない歌声 ★ 逃避行、タクトの唄声、若王子先生・大重マネへの打ち明け
第20話 めろこ、ひとりぼっち ☆
第21話 新たな思い ☆ フルムーン芸能界復帰、円の意地悪再び
第22話 ワクワク!ソロライブ ★ 世界配信ライブ企画(ムーン&スターズ)、妨害、夜天ライブ
第23話 お引越しパニック × 大重マネvs.家政婦(田中さん) ※本筋に無関係な水増しエピソード
第24話 お父さんの歌 ★ ROUTE:Lの幻の名曲、円の横槍(高須プロデューサー)
第25話 若王子先生にお願い ★ 若王子のプロデューサー引き受け
第26話 伝えたいもの… ★ 満月の子供時代、母親(葉月)の写真とオルゴール{/netabare}

 - - - - OP「ROCK'N ROLL PRINCESS」、ED「ETERNAL SNOW」 - - - -
{netabare}
第27話 絶対に負けない ★ でっち上げスキャンダル、2人のレコーディング、何のために歌うのか
第28話 満月って恋の達人? ☆ 同級生の恋愛相談
第29話 新たな死神・いずみ&ジョナサン ★ 死神一のサディスト登場
第30話 英知くんを知る人 ★ 和美フランクリン(擁護施設の元先生)登場、英知君へのビデオ・レター、タクトの反対
第31話 学園祭の秋なんです ★ タクトの人間変身(ボディ・ガード)
第32話 素顔の円 ★ 落ち目アイドル若松円の立ち直り
第33話 忍び寄る病魔 ★ 満月の病状悪化、喉の手術の判断と満月の意思
第34話 ブランコのおじさん ★ 死神の見える人(真田さん)の魂の回収
第35話 英知くんからのメール!? ★ 満月の病状回復(英知君効果)、いずみの満月接近(死神の刻印)、新しい治療法
第36話 運命の新人賞 ★★ 2人の偽メール送り主、空港での謝罪、最優秀新人賞受賞
第37話 満月(フルムーン)からの贈り物 ☆ X'mas回、円の新曲リリース
第38話 おばあちゃんの過去 ☆ 満月の家出(アメリカへ)
第39話 太平洋を越えて ☆ アメリカ到着、英知君の思い出と募る想い
第40話 盗まれたペンダント ★ イーグル・ヴァレー観光、タクト告白
第41話 英知くんのいる街へ ★ 見つからない英知君、逆さ文字出現、桜井夫婦発見(タクト)
第42話 エターナルスノー ★ 事故死していた英知君、満月への手紙、雪の教会墓地{/netabare}

 - - - - - - - - OP(変わらず)、ED「Love Chronicle」 - - - - - - - - - -
{netabare}
第43話 もう二度と歌わない ☆ 帰国、変身しない満月、喉の手術拒否
第44話 共鳴する心 ★ フルムーン引退の噂、タクトの記憶、めろこの迷い
第45話 いずみの誘惑 ★ 永遠の月の世界への誘い、ROUTE:Lのキラ・タクト、病院屋上の夜
第46話 新月の夜に ★ タクト幽霊化のピンチ、満月立ち直り ※シナリオ自体は都合良過ぎて×
第47話 生きる希望 ☆ 運命を阻止する者
第48話 フルムーンになれない!? ★ 満月の変身が解ける、タクトが幽霊化しない方法 ※魔法少女のお約束のテーマがようやく・・・
第49話 満月の思い・めろこの思い ☆ 忘れ草(ミスティック・リリー)
第50話 どうしても言えない ★★ 満月の小学校卒業式、13歳の誕生日(4/4)、満月告白
第51話 運命の日 ★ フルムーン1周年記念ライブ、タクトの記憶消滅
第52話 満月(フルムーン)をさがして ★★ ※ED「New Future」{/netabare} 
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★★★(神回)0、★★(優秀回)3、★(良回)33、☆(並回)15、×(疑問回)1 ※個人評価 ★ 4.1

投稿 : 2024/12/28
♥ : 17

ペチ14 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

Q質問 A解答 T突っ込み これはいいアニメだった!

A,物語 5(当たり前
ここは本当は12にしたいくらいですが
これはもう今まで観た中で一番をつけていいレベル
凄くいい話です。
アニメを観始めた人は絶対これを観てください
まじで感動します
このアニメが総合点数1番じゃないことに
疑問を持つくらいです
短所があるとすれば52話あって長いことくらいです
ホントそのくらいです
とにかく観て観てくだ・・・うぐぅ
さっきのカップラーメンが・・・・・・

T1、このタイミングでかよ!

で最終話を観ました
感動しました
アニメをみてこんなに感動したことはないです
満月は英知くんとは会えなかったけど
歌手になれてよかったけど
ネギラーメンの2人はどうなるか不安でしたが
タクトは人間に戻って
めろこは天使になって
本当にハッピーエンドでした
だけど42話から45話はすごく暗いです
だけどそれを観てからの最終話はもう素晴らしいとしか
いいようがないので我慢して観ましょう
タクトや満月が歌いたくなる気持ちは
少なくともオレには分かるのも
素晴らしいと思った理由ですね
Angel Beatsと同様にこれを観ると
頑張って生きようと思います

声優 5
タクトの中の人がやっくんと知った時はあうっ
となりましたが
もう全然ダメとか思っていません
このアニメの中の人を演じた時点で
素晴らしいですから

キャラ 5
ここは7にしたいくらいです
少なくとも主要人物はかなりいい人です
特にタクトはもういい人すぎて涙が出そうです

作画 5
このアニメである限り最高評価にします
なんでかって?
物語の評価に12がないからです

音楽 5
ここは11にしたいです
最終話にNEW FUTUREが流れた時に
涙が出そうになりました
歌でここまで表現することが出来るんだなーって思いました
一つ気になるのは
なんでDAMにNEW FUTUREがないんだろうね
もうリクエストしよう

投稿 : 2024/12/28
♥ : 6

めじな さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

感想

全52話。恋愛・アイドル・ファンタジー・感動もの。

最初観た時、子供向け?って思いましたが、大人でも十分観れました。
カレイドスターと同じようなカンジでしょうか。

声優さんですが、満月ちゃん(myco)の声が違和感がありました。
歌手を使うのは良いのですが、満月ちゃんの声の時だけは他の声優さんを使って欲しかったです。

ストーリーは全く先の読めないような展開が続いて、とても楽しめました。
特に後半が良いです。もう心を打たれる・心に響くようなカンジで泣けました。
最終回も泣けますね。ジーンと来ました。

めろこは好きなキャラだったのですが、
最終話のめろこ最高です!というかビックリでした^^;

この作品の目玉は、観ていて何度も聴くことになるフルムーンの唄う曲ですね。
ETERNAL SNOW、他2曲とも良いです。
悲しい展開に実によく合っていました。
とにかくED曲が良いです。

ストーリー重視、悲しい物語を観たい人にお勧めの作品です。
でも、52話あるので長いのが難点ですね。でも良い作品だと思います。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 11

65.0 2 小学校で恋愛なアニメランキング2位
今日の5の2(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (444)
2690人が棚に入れました
とある小学校のクラスを舞台に、主人公・佐藤リョータとその周囲の男子や女子の学校生活を描く。主人公は女の子のことや性的なことにはまったくと言っていいほど関心がないのだが、毎回何かしらエッチなアクシデントに巻き込まれてしまう。さわやかで可愛らしい絵柄を基調に、シリアスでくどい絵が時折割り込むのがこの作品の特徴。

声優・キャラクター
小林ゆう、下田麻美、MAKO、明坂聡美、阿澄佳奈、本多陽子、山戸めぐみ、高垣彩陽

toma さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

男女の仲間意識が見事に表現されている

この作品は小学生の日常を描いたものです。
自分の小学生の頃に、こんな事あったなぁーといった内容な為、この作品を見ているとなんだか懐かしい気分にさせられました。キャラもクラスに一人はこんなヤツいたなぁって子を描いていて作中に入り込みやすかったです。おそらく、ある程度の人がどこかで経験した事を、うまい具合に盛りこんであります。小学生の頃にあった男子と女子の間にある見えざる壁みたいな物も上手いこと表現されています。
登場人物は現代の小学生というよりは、チョット昔の小学生を再現されている感じを受けました。(今の小学生がどういった日常を送っているかは分かりませんが・・・)
その為、世代によっては先程言った懐かしいとは、また違った印象を感じるかもしれません。
この作品は1話の中に3,4個の短い話で構成されています。全体を通してほのぼのといった要素が強く癒されたい方にはオススメです。
OP,EDも作品に合っていて心地良かったです。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 12

兎ツ音 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

それは保坂の事か?保坂の事なんだな!?

みなみけが好きなんで
観てみましたが
みなみけとは種類がちょっと違うかな;
みなみけは
日常の会話などで自然にクスリと笑えたりしたが
この作品は、笑いを取りに行ってる感が見える。
好き嫌いが分かれるかもしれませんね;
個人的には、みなみけ以上では無いものの
楽しめたと思います。
みなみけを観た人だけが
クスリと出来る場面もありましたので
みなみけファンは、観てみるのも良いかと^^
自身の小学生時代と言ったら
大分昔の話になってしまいますが
そんな事やってたなぁと言うシーンもありましたし
最終話も綺麗な終わり方で良かったです。
あとEDはあの花と同じEDで、少し「おおっ」って思いましたが、鳥肌が立つほどではありませんでしたww
個人的には、みなみけ4期か
そんな未来はウソであるを
いつか放送して欲しいですね^A^

投稿 : 2024/12/28
♥ : 3

plm さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

みなみけと同じ原作者の作品だよ!

みなみけの小学生組を抜き出したような感じの作品。この作者小学生描くのが天才的に上手いと思う。
思考がやけに冴えてるけど、基本的にバカなので可笑しな方向に事が進んでいく愛嬌があるキャラたち。

みなみけの前作というだけあって、みなみけのキャラクターの片鱗を垣間見れる。
真(マコちゃんでない)ポジションなリョータ、内田のプロトタイプっぽいユウキとか
ポジション的には吉野だけど千秋とか混ざったような相原さん、男版冬馬みたいなコウジがいたり。

とはいえ、こちらの主人公のリョータは正統派ちょっと鈍感系男の子って感じだったり、
それに対し正統派幼馴染系女の子チカちゃんがいたりと、恋愛色もそこそこあり、
元気っ子だけど感情に脆く天然系ナツミちゃんやら、宇宙に思いを馳せるツバサくんや、
いじられ系だけど食事ネタアイデンティティを持つメグミちゃんなど、
5の2の面々もキャラの個性はそれぞれ強くて別の魅力がある。

みなみけの小学生組のノリで、別のクラスのメンバーだったらどうなるんだろう、
っていうようなIFの世界で観てみても面白いかもしれない。

みなみけ初期によくあったシリアス顔やお馴染みの勘違いネタと懐かしい作風も拝める。
それにしてもみんな仲が良くて羨ましい。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 12

70.1 3 小学校で恋愛なアニメランキング3位
地獄先生ぬ~べ~(TVアニメ動画)

1996年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (322)
1961人が棚に入れました
童守小学校に赴任してきた5年3組担任の鵺野鳴介(通称・ぬ~べ~)。
普段の彼は、ドジでおっちょこちょいなところはあるが、どこか憎めない愛すべき先生として生徒たちに親しまれている。
しかしぬ~べ~には、日本でただ一人の霊能力教師という、もう一つの顔があった。常に黒い手袋で覆われている彼の左手には、この世ならざる存在――悪霊や妖怪などに直接触れて、浄化することのできる最強の力「鬼の手」が封印されているのだ。その力は、かつてある生徒を救うため、わが身を賭して封じ込めた地獄の鬼のものだった。子供たちが〈闇の住人〉に襲われ、危機にさらされた時、ぬ~べ~必殺の「鬼の手」が闇を切り裂き、魔を祓う!

声優・キャラクター
置鮎龍太郎、藤田淑子、笠原留美、冨永みーな、根谷美智子、田中一成、浦和めぐみ、本多知恵子、白鳥由里、森川智之
ネタバレ

田中タイキック さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

細川美樹の乳揺れに並々ならぬこだわりを感じる ★4.545点

1996年4月 土曜日19:30~ テレビ朝日系で放送された作品
全49話


原作にあった男子生徒が女子生徒の下着になっちゃって汗と涎と鼻血でグショグショになりながら股間をべろべろ舐める話が強烈すぎてアニメの方は印象が薄かったのですが、全話見返してみたらすっごい良かったです。


やっぱり鬼の手のデザインが秀逸です。
骨ばった外郭に筋肉の繊維を思わせる表面がグロテスクと格好良さを併せ持っていて好きです。
最近だと進撃の巨人の50m級巨人みたいなデザインって言ったほうが分かりやすいのかもしれません。
他の妖怪のビジュアルもよかったです。特に「はたもんば」は個人的グッドデザイン賞でした。


あとは主人公、鵺野鳴介のキャラクターがよかったです。
これが教師の理想像、とまではいきませんが「生徒を守る」という確固たる決意にブレが無く、自分より圧倒的に強大な神にすら臆すること無く立ち向かう姿勢がカッコ良かった。それに至るバックボーンもいい話でした。


【総評】
全体的には、基本1話完結のエピソードをTVアニメという枠組みで上手く構成していて作画も年代を考えればかなり安定していた印象。
原作と比べて演出や表現方法はかなりマイルドになってはいるが作品の世界やメッセージ性を損なうほどではなかったと思います。
アニメでは鬼の力を開放するとき手袋に「鬼」の字をモチーフにしたマークが出ているんですがカッコイイ演出だと思いました。


以下、好きなエピソード

第2話 トイレの花子さんが出たぁ〜っ!
{netabare}学校の怪談定番のトイレの花子さん回
戦争で亡くなった哀しみからさまよい続ける話はありきたりながらもいい話だった。実は地縛霊と浮遊霊の2人いたっていう2段落ちもよかった。
あとヒロインの郷子ちゃんのパンツ!パンツがみえるんですよ!!!{/netabare}

第13話 教室が凶器に変身!?妖刀はたもんばの呪い
{netabare}上記でも少し話した「はたもんば」の回
とにかくはたもんばのビジュアルが怖くていい!原作ではもっとエグい絵でトラウマになった人も多いはず。
最強の鬼の手が一回敗れてしまうのも印象的でした。{/netabare}

第15話 ゆきめリターンズ!真夏の冷凍大作戦
{netabare}No.1ヒロインゆきめちゃんメイン回
ゆきめちゃんのぬ~べ~Loveが全面に出ててとってもかわいかったです。
自分のせいでゆきめを消してしまったと勘違いしたぬ~べ~が号泣してしまうシーンもぬ~べ~のどうしようもない人の良さが出ていてよかった。{/netabare}

第25話 しあわせパニック!涙に消えた座敷わらし
{netabare}みんなに幸運を運ぶ座敷わらし回
座敷わらしのマスコット的な可愛さとほっこりとするような話は物騒な話の多いぬ~べ~では珍しい回だったのではと思います。{/netabare}

第34話 今明かされる禁断の過去!鬼の手誕生の秘密!!
{netabare}一生のうち一番霊力が下がってしまう日に鬼の封印が解けかけてしまう回
生徒を助けるためにかつての恩師を鬼とともに封じ込めざる得なかった過去。なぜ生徒を助けるのにここまで執着するのかが分かるいい回だった。{/netabare}

第39話 死の底からの復讐!出るか?鬼と妖狐の合体奥義!!
{netabare}ライバルとの共闘は定番だけどやっぱりいいね回
鵺野に勝つためには愛の力が必要だと思った玉藻は生徒一人を犠牲にして街を救い人々の愛を得ようとした。すぐに間違いとわかり生徒を救うためにぬ~べ~と協力する展開が熱くてよかった。かなり作画がいい回で迫力もあった。
あと前半の健康診断のシーン、でっけぇな・・・{/netabare}


あっ!タイトルに言及するのを忘れていましたw
隙あらば美樹の胸を揺らしていましたねwww作画陣に美樹好きがいたんでしょうか。とってもいいと思います(ニッコリ) 

投稿 : 2024/12/28
♥ : 10

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ドジで金欠なオカルト男は、鬼の手を持つ頼れる先生!!

90年代を代表するジャンプアニメの一つで、劇場版やOVAもたくさん出ている人気作『地獄先生ぬ~べ~』

劇場版で「ゲゲゲの鬼太郎」と抱き合わせ…こほん。オカルト・妖怪合わせで同時上映されていたようです。
近所の学校では夕方から夜にかけてお祭りがあって、毎年暗くなるとバックネットにスクリーンを張り、
子供向けの映画を放映していました。確かこれもあったはず。その時期だとデジモン、ポケモン、ワンピース
なんかもあった気がしますね。近くなので毎年行ってたのですが、子供たちがキャッキャと楽しそうでした^^

格好いい先生キャラクターは沢山いますが、そんな中でも彼を一番に挙げる方は多いんじゃないでしょうか。

主人公「鵺野鳴介」は霊能があるオカルトめいた変人で、事あるごとに生徒におごり金欠で苦しむ計画性のなさや
同僚の美人でセクシーなボディコン先生にメロメロだったり(学校にそんな風紀を乱す人が居るのは置いといて)
オッチョコチョイでだらしない所があったりと、生徒にも少し馬鹿にされながら友達感覚で親しまれています。

でもいざという時は危険を顧みず生徒たちの前に立ち勇敢に戦い、親身になりアドバイスをくれる、そんな先生。

原作からの変更点や放送時間に合わせた残酷描写やお色気シーンの軽減こそあるものの概ね原作順守でした。
原作より明るい雰囲気でギャグの量も多かったですね。メインのターゲット層が小学生だったのが大きいかな。


原作の妖怪や表現は怖かったですね~

七人ミサキ、海難坊子、逆さ学校、怪人A、ハタモンバ、人喰いモナリザ、てけてけ、メリーさん、疫病神、
赤いちゃんちゃんこ、くだん、死神、寄生虫、麒麟、木登り幽霊、枕返し、口裂け女、千鬼姫、などなど…。

鬼の手にまつわる話がかなりシリアスなのですが、全48話+SPで終わりなので、OVAや劇場版で補完します。
放送では無いですが鬼の兄妹が出てくる話など、原作でも人気が高いキャラにまつわるエピソードがあり、
テレビ放送の佳境にあたる話や要所要所で雪女の「ゆきめ」は大活躍でした。流石メインヒロイン(笑)

他にも人気が高い「玉藻京介」や「葉月いずな」が目立つものの、この作品の凄いところは通常回である
“生徒のお悩み解決回”が秀逸だということ。実は印象に残るエピソードはほとんどこっちだったりします。
レギュラーキャラである5人の小学生含め、生徒たちは魅力的な子ばかり。私は美樹より郷子がエロいと思う。

好きなヒロインはアニメ第31話「誰にも言えない目玉の恐怖!!天才バイオリニストの大罪」の篠崎愛ちゃん!!

んっ? 篠崎愛!? はぇ~…こんな名前だったっけ。確かに「あいちゃん」って言ってた気がするのだ~。


『地獄先生ぬ~べ~』は今でも生徒の世代になり続編が続いているので(スピンオフ『霊媒師いずな』も)
懐かしい方は記憶を呼び覚まして『地獄先生ぬ~べ~NEO』まで追いかけるのもオツなんじゃないでしょうか。

.
.
.
.
.


この世には、

目には見えない
闇の住人達がいる。

奴らは時として牙をむき、
 君達を襲ってくる。

彼は、そんな奴らから
 君達を守る為、
地獄の底からやって来た、

―正義の使者―


…なのかもしれない。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 23

負け猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

こういうのも名作だと思う

OPが一度聞くと中々忘れないテンポの良いもろに子供向け!
といった感じでしたね^^
EDはまさかのB'zが歌ってるしwww


主人公は左手に鬼を封印しており、教師で霊能力者という変わった設定w

どの世代にも通用するであろう、
妖怪や幽霊をメインにした現代風怪談のストーリーはかなり面白い。
(ホラーものとして今見ても面白いと思いますよ^^)

コメディ風に語られる話もあれば、本気で怖い話もあり
妖怪、幽霊、神様と幅も広い。
(妖刀はたもんば は結構トラウマだったなー)

原作がジャンプで連載していた事もあり、
しっかりとライバルも存在しバトルものでもあったりするwww

原作では結構エロいシーンが多かったけど、
アニメは子供向けに作られているのでかなり抑えている。

お気に入りキャラはもちろん
ゆきめ ですよー^^

投稿 : 2024/12/28
♥ : 4

73.6 4 小学校で恋愛なアニメランキング4位
花田少年史(TVアニメ動画)

2002年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (196)
961人が棚に入れました
近所でも有名な腕白小僧、花田一路は悪戯を叱る母親から逃げようと道路に飛び出し、車にはねられてしまう。頭を9針縫いながらも、奇跡的に助かった一路であったが、これ以降なぜか幽霊が見え会話出来るようになってしまう。そして様々なオバケ達が生前の未練や願いを果たすためにと、自分たちと会話可能な一路の元にやって来て無理難題を押し付けられる事となった。

声優・キャラクター
くまいもとこ、桑島法子、矢尾一樹、田中真弓、野沢那智、竹内順子、久川綾、伊倉一恵、永井一郎、ゆきのさつき、井上倫宏、真殿光昭、松本梨香、山口勝平、小林沙苗、堀勝之祐、大原さやか、金月真美、高山みなみ、田中秀幸、かないみか、たてかべ和也

CC さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

お尻ペンペン!!

 本作は『ピアノの森』なども手掛けた「一色まこと」によるコメディ作品。
 舞台は1970年代の日本の田舎。一路は交通事故から九死一生を得て、幽霊が見えるようになる。
 一路が幽霊と関わっていく様をコミカルに、ハートフルに描かれているコメディ作品。

 一路は腕白坊主で悪戯が好きな「絵に描いたようなクソガキ」なんだけど、そこが良いんだよね。彼の腕白さや悪戯が笑いを生み明るく楽しくコミカルに仕上がっている。一つ一つの行動や言動が考えナシだから子供らしく愛らしい。誰とでも対等に向き合って、なんだかんだ悩み解決してしまう一路には毎回感動させられた。一路の自由きままさと純粋さ、そして優しさは見ていて癖になるほど微笑ましかった。

 私が好きだった話は15話~「ゴンパチ」の話かなぁ。泣けるほど感動できる話ではないが、一番コミカルであったかな。笑いと感動の落差が激しい話であった。一路にとって新しい出来事がたくさんあり、人として最も成長できた話だったと思う。

 終始見受けられるのが一家団欒の食卓、兄弟喧嘩や親子喧嘩。独り立ちしているモノには心打たれるシーンではあるよね。家族と触れ合っていた時間は子供の時しかないし、当たり前に過ごしていた日々に大事のモンがいっぱいあったんだな…なんて感性は持ち合わせてないけど、去来する情景であった。なら「サザエさんでも見てろ!」って話なんだけどね。嫌だ。
 この作品と出合うにはまだ私は若すぎる気がしたけど、とても感動した作品でした。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 13

U-tantan-U さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

笑いあり涙ありとはまさにこの作品のことではないか!

かなり前に見た作品。

笑いあり涙ありとはまさにこの作品の事を指したものではないかと思わせるくらいの作品ですね。

絵等から古臭いと感じる人が多いと思うので、このアニメに抵抗感を抱く人が多いとは思います。
自分もそうでしたが、内容が非常に秀逸で、昔懐かしく、優しい気持ちになれる作品だと思います。ピュアな気持ちになれる!少しでいいから我慢してみてください^^後悔はさせませんww

大雑把に内容を書きますと、典型的な悪ガキの主人公の一路がある日車に轢かれてしまい、その日以来、幽霊が見えるようになる。そして、幽霊たちが一路の元に生前の未練、願いを叶えてもらうよう、無理難題を押し付け、それを叶え成仏させていくというお話。


一見ありがち?な話ですが、本当に演出が秀逸だと思います。各章の話の持っていきかたが本当にうまくて、一路の幽霊との交流の中での成長、家族愛、恋愛etc、、様々な幽霊たちが織り成す物語に自然と涙と笑みがこぼれてしまいました。今までアニメで流した涙とはまた別の暖かい涙が流れてきました。
また音楽もいい感じでムードを高めてくれます。

最近のアニメとは雰囲気が全然違いますね。最近の感動するといわれるアニメを見てきて感動してきました。ですが、こういったのもいい^^すごい新たな発見でした!

童心に帰って見れる気がします。多少お下劣なギャグもあったりしますが、子供から大人まで万人に薦めたいお話だと思います。

心が汚れてしまったと感じる方はぜひ、この作品を見て心を洗い流してくださいww

投稿 : 2024/12/28
♥ : 27

Tnguc さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

【お気に入り】 正真正銘、笑って泣ける作品

~
「クソガキ」を絵にかいたような少年・花田一路(はなだ・いちろ)は、可愛げの「か」の字もないようないハナタレ小僧で、どうしようもないトラブルメーカーでした。ある日、事故をきっかけに後頭部に九つの縫い跡を持ってしまった一路は、幽霊が見える特異体質になってしまいました。という話。
この作品は、そんな少年一路を中心とした花田家のドタバタギャグの一面と、様々な幽霊との出会いが生み出す感動ドラマの側面があり、他の作品にはない特殊な二面性を持っています。ギャグの部分については、とにかく一路たちのクソガキらしさが前面に出ているので、やっていることは心底下らない感じです。でも不思議と微笑ましさすら感じる面白さがありました。きっとそれは、どんなに下品なやりとりだとしても、その根底には「家族」という素朴な温もりがあるからだと思います。もう一つの側面である幽霊との物語は、幽霊が見える体質であるばっかりに、色んな幽霊から未練の代役を頼まれてしまうのですが、その中には、しょーもない未練を依頼する者や、大切な人との別れをお願いする者など、様々。とにかく幽霊の依頼内容が多種多様のため、ある時はコメディになったり、ある時はヒューマンドラマになったりと、物語のバリエーションがとても豊富です。最後まで飽きることはありません。
この作品は「浦安鉄筋家族」と「夏目友人帳」を合体させたような作品で、登場人物や作風自体は「浦安鉄筋家族」、設定や物語は「夏目友人帳」を彷彿させます。普通に考えると、この二つの作品は噛み合いそうにありませんが、実はその通りだったりします。幽霊メインのドラマが始まると、一路が蚊帳の外になったりして、主人公にも関わらず舞台装置のような扱いになったりしていました。それでも、時には笑い、時には胸が温かくなるような、一粒で二度おいしい作品であることに変わりはありません。

物語:★★★★☆
・本文参照。個人的にメロンとクリスマスプレゼントの回がお気に入り。
作画:★★★★★
・水彩画のような背景が素朴な雰囲気を演出しています。
声優:★★★★★
・有名な声優が多いけど、普段とは違った演技が見れるので新鮮。
音楽:★★★★☆
・バックストリートボーイズは今だからこそノスタルジックに聴こえてしまう不思議。
人物:★★★★★
・子供がみんな生き生きとしています。桂ちゃんが可愛い。

個人的評価:★★★★☆ (4.0点)

投稿 : 2024/12/28
♥ : 6

68.6 5 小学校で恋愛なアニメランキング5位
うる星やつら(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (208)
615人が棚に入れました
「でもうちは、やっぱりダーリンが、好きだっちゃ。」地球“最凶”の高校生・諸星あたると、宇宙から舞い降りた“鬼っ娘”美少女ラム。二人の出会いからすべてが始まった…!今なお第一線で活躍する高橋留美子による鮮烈のデビュー作「うる星やつら」。小学館創業100周年を記念し、選び抜かれた原作エピソードを4クールに渡ってテレビアニメ化!(第1期2022年放送予定)監督は『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』を手掛けた髙橋秀弥・木村泰大、シリーズ構成に『はたらく細胞』の柿原優子、キャラクターデザインに『おそ松さん』『映像研には手を出すな!』の浅野直之、アニメーション制作は『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ、『炎炎ノ消防隊』のdavid productionが担当。そして、主人公の“ダーリン”こと諸星あたると、ヒロイン・ラムという稀代のカップル役を神谷浩史と上坂すみれが演じる。大胆不敵、恋にも全力、でもどこか切なくて…あたるとラムのボーイ・ミーツ・ガールを、銀河中から集結するキャラクターたちが彩るラブコメディ。目を見て「好き」と言えない今だからこそ届けたい。ゴージャスでタフ、クレイジーな“やつら”の青春がかけめぐる!

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

私のようなおっさんですらろくに見ていなかった古い作品が…

私は相当おっさんなのですが、さすがにうる星やつらとなると…
一応生まれた後にやっていたとは思うのですが、物心つく前なのでろくに見た記憶がなく、曖昧です。

その後読み返すこともなく、非常に有名で、当然のように知っているけれど、実はまともに見たことがなかった、という作品になります。
なので結構楽しみにしていました。

令和にリメイクするのではなく、昭和時代そのままの光景を描いていますね。
黒電話など。
内容も古いそのままで、今の時代からはそぐわない考え方もそのままのようですね。

古い風景、古い主人公に古いヒロイン。果たして今の若い人にはどう映るのでしょう。
そういう点でも色々興味深いですね。
まあおっさんには見たことがなくても懐かしいとしか思えないですが。

作画クオリティは高いですし、どのように描いていくのか見てみたいですね。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 5
ネタバレ

大貧民 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

原作準拠のリメイク版

アニメはリアタイ視聴世代、再放送も見ていた。
原作漫画も、少年サンデーで読んでいました。
「ビューティフル・ドリーマー」も観に行きました。
旧作のほうはアニメオリジナルの演出やエピソードも多く、漫画原作とはかなり違うものという感じでした。昭和のアニメって漫画そのままやることの方が少なかった気がします。
アニメ旧「うる星やつら」から押井守のファンになったと言ってもいいので、旧作と今回の令和版うる星やつらは、別物と思って楽しみにしていました。

前情報として、原作準拠という一方で、PVを見ると主演の声優二人は完全に旧作に寄せいてしかも非常に良い。
絵柄は完全に高橋留美子に寄せ来ていてこちらも新鮮に感じた。

あたる父は旧作のあたる役の古川登志夫で、{netabare}トライアングル回でのあたるに雨合羽を渡すシーンでの掛け合いは、あたる役の神谷博史が前作に寄せているので、{/netabare}妙な親子感があってなんか良かった。
旧作では原作に追いついてしまうため、あたる父やあたる母のオリジナルエピソード回があって評価も高かったりするのですが、今回の令和版では原作エピソードを削ることはあっても、まるまるオリジナル回をやることはないのだろうから、出番はずっと少なくなるでしょうね。

錯乱坊(チェリー)の声が、やはり永井一郎でないとと思ってしまう。
怪しさは高木渉でも十分にでているのだが、ブサイクオッサン感が足りない。永井一郎は希有な声優で波平などのただのオッサンだと他にやれる人はいると思うが、錯乱坊はちょっと難しい。代役も故人しか思い浮かばない。

第4話
クラマが {netabare}掟を起源を知るのはずっと後だった筈で、つまりは目覚めのキスのやり直しエピソードなどは削る予定なのでしょうね{/netabare}それはちょっと殘念。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 3

べんちゃん☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

原作へのリスペクトを感じます。

うる星やつら リアタイ世代で毎週サンデーを楽しみに読んでました。コミックも全巻揃えたのもこの作品です。
ただ、当時のアニメ版の絵があわなくてTV版はあんまり…
(劇場版はアリ)
というわけで、今回の絵は好きです。内容は確かに現代の感覚だとギャグも少し寒い感じもしますが、そこをそのままなのが逆に嬉しかったりします。(変な改変するよかよっぽど良い)ただ、今の世代の人には受け入れづらいかも…
私的には懐かしくも新しい うる星やつら 最後まで楽しく観させて頂こうとおもいます。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 9

58.9 6 小学校で恋愛なアニメランキング6位
初恋モンスター(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (220)
985人が棚に入れました
ネガティブ女子高生とイケメン小学生の初恋を描く下宿ラブコメディ。超お金持ちの令嬢高校生・二階堂夏歩は、小学5年生の高橋奏に恋をしてしまう。初恋同士のふたりが織り成す切なくてアブナイ恋の行方を描く。

声優・キャラクター
櫻井孝宏、堀江由衣、杉田智和、森久保祥太郎、村瀬歩、岡本信彦、石川界人、鈴村健一、津田健次郎、緑川光、江口拓也、蒼井翔太、茅野愛衣、武内駿輔、野水伊織、大塚明夫、和井みずき

59.4 7 小学校で恋愛なアニメランキング7位
ジュエルペット(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (38)
135人が棚に入れました
ある日、魔法の国ジュエルランドの住人ジュエルペット達が行方不明になる。困った魔女は、唯一残ったウサギのルビーに宝石姿の仲間達を探し出すように命じ人間界に。
宝ヶ石市で偶然宝石となったルビーを拾った中学生の紅玉りんこ。謎のイケメン男性から、ルビーのパートナーとなって宝石を集めるよう告げられ、魔法の手帳を渡される。戸惑いながらも、手帳を使って呪文を唱えると、宝石からペット姿のルビーが登場した。
ルビーのキラキラと輝く瞳のパワーから勇気をもらったりんこは、ジュエルペット探しを協力することに。のんびり屋のルビーに振り回されながら、様々な事件に遭遇してゆく…。

声優・キャラクター
齋藤彩夏、亀井絵里、平野綾、AKINA、ささきのぞみ、沢城みゆき、宍戸留美、竹内順子、宮野真守
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